今日は、GWイベント”Jamming"で限定販売していたアイテム「粉引刻線」の加飾のご紹介。
この粉引刻線は昔からの技法「書き落とし」を用いたモノで、進め方は同じ。
まず、赤土の生地に粉引化粧をする。
粉引が生地に馴染み水気が無くなってくれば、刻線を入れていくタイミング。
この乾燥のタイミングが難しく、柔らかすぎるとラインがボケてしまうし、乾燥しすぎると硬くて生地まで彫り込めなくなってしまう。
次にロクロにうつ伏せに乗り、粉引のしている部分をナイフの裏側の様なもので上から下へと真っ直ぐに彫っていく。
粉引の部分からはみ出さない様に対角線にまず、四等分から。
続いて、四等分のラインを確かめて、その真ん中を狙って八等分に。
引き続き、最後は八等分と同じく真ん中を確かめて十六等分で終わり。
完全にフリーハンドの感覚勝負の刻線文。
お茶碗・丼・カップと”Jamming"屋外販売エリアでは、沢山のお客様にご購入頂きました。